探偵・興信所とは
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この記事を読んでいる時点で、探偵や興信所が何をする職業であるかの説明は不要だとは思いますので、探偵や興信所の位置付けについて説明しておきます。
探偵や興信所は、探偵業という公安委員会への届出が必要な業務です。
届け出ることで探偵業届出証明書が発行され、探偵業を営むことができるという法律になっています。
この探偵業というのは、個人に対して探偵という職業を認めるものではなく、探偵業を営む事業単位で考えられています。
つまり、探偵事務所や興信所といった事業単位が探偵業の届出を行い、そこで働く従業員は、調査員として探偵業務に従事することになります。
そして、探偵業を営む事業所で働く職員は、何ら資格や免許、許可を必要としません。
昨日までは探偵と全くゆかりのない人でも、探偵業を営む事業所に雇用されれば、いわゆる探偵として働くことができるのです。
もちろん、探偵事務所や興信所には、ベテランの調査員も存在し、いわゆる凄腕と呼ばれる人だっているでしょう。
しかし、素人同然の調査員でも調べられるなら、友人や知人に頼んでも同じだと思うでしょうか。
全く同じなら最初から探偵業が存在する意味はなく、やはり探偵事務所や興信所に頼んだほうが利点があります。
ちなみに、探偵と興信所は、どちらも探偵業という1つの業種であり、両者の明確な定義や違いはありません。
これまでは、テレビの影響もあって、探偵は秘匿性の高い依頼を請け負うというイメージが定着していました。
興信所はどちらかというと事業規模が大きく、必然的に法人依頼や大がかりな調査を請け負う傾向があるのは確かです。