添付書類の準備
女性の方は→女性のための離婚知恵袋
離婚訴訟で何を請求するかによりますが、離婚以外の請求があるのなら、当然、添付書類は増えていきます。
訴状も添付書類も含めて、裁判所への提出用と、被告用(コピーでよい)の2部用意します。
・夫婦の戸籍謄本
提出が必須で、本籍地の役所で発行してもらいます。
・請求の根拠となる資料
例えば暴力による診断書、浮気調査の調査報告書など請求の原因によって異なります。
・財産に関する資料
財産分与を請求する場合に必要で、固定資産、有価証券、預貯金等の資産価額について、証明できる書類です。
・夫婦の収入に関する資料
養育費を請求する場合に必要で、源泉徴収票(給与明細)、確定申告書などが該当します。
夫婦の両方について必要なのは、養育費は両親に負担義務があり、一方からの請求だけでは判断できないためです。
・年金分割のための情報通知書
年金分割を請求する場合に、年金事務所で発行してもらいます。
・調停不成立証明書
裁判の前には調停が不成立になっているはずなので、調停を行った家庭裁判所で発行してもらえます。
調停不成立から2週間以内に提訴すると、調停申立ての際の費用が、裁判費用(郵便切手代を除く)から控除されます。