協議離婚で弁護士に依頼する意味はある？

協議離婚では、夫婦の話し合いによって、離婚や離婚後の条件を決めて離婚する方法であることから、弁護士や行政書士に依頼しなくても、離婚することは問題なくできます。
ではなぜ、弁護士や行政書士が介在するかというと、法的な問題についてアドバイスしたり、離婚そのものについての話し合いを代理したりするためです。

離婚に伴う様々な条件は、法律の素人同士では、違法で無効と知らずに約束してしまう場合があります。
また、当事者同士の話し合いは、どうしても感情が湧き立ってしまうため、すぐに感情的になって話し合いになりません。
そんなときに、当事者の委任を受けて、弁護士や行政書士が代理人として話をする（交渉は弁護士）ことができます。

特に、離婚協議書や公正証書を作りたいとき、弁護士や行政書士がいると、非常にスムーズに事が運びます。
一度書面に残してしまうと、守る義務がお互いに発生するので、不利にならないようにアドバイスを受けながら、作成を代行してもらうことができるのです。