離婚調停は長引くことが多い

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離婚調停は長引くことが多い

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話し合いが目的の調停では、元々話し合いがつかないトラブルを持ち込むので、簡単に進んでいかないのは当たり前です。
場合によっては妻が出席を拒み、全く話にすらならないことだってあるでしょう。

1ヵ月程度に1回の調停とはいえ、回を重ねても進展がなければだんだん疲れてきますし、調停は平日に行われるので、平日の昼間に仕事を持っているとそれだけで影響もします。
そうなってくると、最初は確固たる意思で調停に臨んでも、疲弊して考えがゆるくなったり、逆に焦りが生じて妥協しようとするのが普通です。
ところが、こうした心情の変化すら、戦略に含まれている可能性があって、長期化戦略とはそういうものです。

当事者のどちらか、またはお互いに譲歩がなければ、調停で合意することはないため、不成立で終わる例はいくらでもあります。
最初からまとまらない話でも調停を行う必要はあって、あなたに譲歩する余地がないなら、裁判までの1つの通過点くらいに思っていないと、長期化戦略に負けてしまいます。