入所の基準

保育所でも認可外保育所については、特に入所基準などなく、基本的には入所希望に対して空きがあれば入所できます。
しかし、認可保育所となるとそうはいかず、行政で行っている施設なだけに、入所基準を満たす人から順に入所となります。
認可保育所は、大前提として「保育に欠ける」状況が必要で、保育に欠けるとは事情があって子供の保育が難しいことを表します。

その入所基準は、評価点制になっており、入所希望者がどれだけ保育に欠けるかという状況に対して、加減算を行います。
トータルのポイントが高ければ入所でき、同点の場合には抽選が行われます。

離婚という状況は、必ず親が働かなくてはならず、評価点も高くなりますが、それでも入所できるとは限りません。
認可保育所の人気は高く、評価点が満点だからといって、入所できずに認可外保育所を探す人が後を絶ちません。

高齢化社会になって、老人福祉施設が入所待ちになっていることは知られていますが、保育所も同じようなものです。
地域にもよるとはいえ、認可保育所への入所は、かなりの高いハードルだと思って取り掛からなければ、いつまでも預けられず仕事ができません。
多くの男性の認識とは全く違うので、できるだけ早めに手を打ちましょう。